<第47回目>発達障害の当事者は、意外と面接苦手じゃない

ADHD

みなさまお疲れ様です。

最近発達障害という言葉はニュースでちょいちょい見かけるようになりました。

定型発達の人たちも「大体こういう人たちのことをいうんだろう」というのがわかるようになってきたのかもしれません。

他人とうまくコミュニケーションが取れないとか、場違いな発言をするとか、変なこだわりがあるとか、そのくらいの認識は持ってくれているようです。

しかし、実際はもう少しややこしいんですよね。

例えばネットニュースで「発達障害を持っている人は就職活動で壁にぶつかる」とよく書かれていますが、周りで僕と同じように発達障害で苦労している人の話を聞いても、これは正確とは言えません。

発達障害の人は世間で思われているほど、全般的に頭が悪いわけではありません。実は就職活動の面接は、他人とのコミュニケーションの中でも、簡単な部類に入るのです。

なぜかというと、日本企業の採用現場で行われる面接はほとんど聞かれることが一緒だからです。

・なぜ当社か?

・なぜ同業他社ではなく当社なのか?

・学生時代は何に注力したか?それは何か結果につながったか?

・大きな失敗や挫折を経験したことはあるか?それはどうやって乗り越えた?

・もしかりに当社に入社したら、どのような仕事をしてみたいか?

この程度のことしか聞かれません。正直、これくらいのことを聞かれるだけであれば、メチャクチャ簡単ですよね。毎回どの企業でもこれをかならず聞かれるとわかっていれば、先に答えの核を考えておいて、受ける企業によって、毎回微調整していけばいいだけです。

入社したらどんな仕事をしたいかなんて、入ったばかりの新人にできることなど大してないのだから、変に野望を語らずに謙虚なかわいらしいことを言っておけばいいだけです。

僕は大学時代、資格も英検準一級くらいでほとんどなんの実績も残していませんが、こんな舐めた感じで銀行以外でも大手企業の内定を取れました。

メッキをはがされてしまったのは、かなり強い圧迫面接をしてきた外資系のコンサルティング会社や、想定外のテストを行う企業だけでした。

特に僕が答えに窮したのは、何か答えるたびに「それはなぜ?」と掘り下げてくるパターンと、小論文を読まされ、この文章の中で論理的に矛盾しているのはどこか?というテストでした。

準備していないことやアドリブに弱いことが弱点の人間にとってはかなり厳しかったですね。地頭が悪いのを見破られてしまいました。

ただ、就職活動はどれだけ世代が変わっても、一部の先進企業以外は今後も極端に難化することはないと思います。

なぜなら、本当に地頭を試すようなテストをやってしまったら、優秀な人はグーグルなどにほとんど取られてしまい、一般企業は人を採れなくなってしまうからです。

ですので、発達障害の当事者の方は、面接で不安がるというよりも、入社が決まった後の方が不安なんです。

面接なんかより、全くかかわったことのない父親位の年齢の上司と、ヤニ部屋で世間話をすることの方がよほど苦痛なんですよね。

何を話せば気に入ってもらえるのか分からないし、話さなかったら話さないで気が利かないと思われるのではないかと、毎日神経をすり減らすことになります。

もし今これから仕事を探される方がいたら、面接のことよりも、そもそも受ける企業が自分の障害と相性が合う職場なのかをよくよく考えたほうがいいでしょう。

志望動機なんて本屋の就活本コーナーのテンプレ使えば十分です。

これからも皆さんにとって有益な情報をどんどん提供していきます。

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