宿題について

宿題について

みなさまお疲れ様です。

少し前から、youtubeではメンタリストDaiGoさんの「宿題は無意味」という動画が、引用論文の読み違えを指摘されて炎上しています。

細かい経緯は、えらいてんちょうさんやSDGsマンさんが言及しているのでそちらを参考していただくとして、今回僕が思ったことを書きたいと思います。

確かに、ぱっと見だと宿題は役に立たない!っていう意見に賛成したくなります。僕も子供の頃、好きでもないのに、無理に教科書やドリルを持ち帰って問題を解かないといけないのは大変苦痛でした。母親は僕が課題を理解できないことにすぐヒステリーを起こすので、うんざりしていました。でもこれは僕の感情的な記憶であって、役に立ったかどうかとは別の話なのかなと思います。

そして、この動画で僕が一番???と思ったのは、そもそも「宿題って何?」という前提が動画の15分の中で一度も語られていないことです。おそらくDaigoさんがおっしゃっている宿題というのは計算ドリルや、漢字ドリル、問題集を解くことなどでしょうが…

一言宿題といっても、戦後の読み書きそろばんみたいな古い勉強を押し付けるタイプの宿題もあれば、「自分の好きな本を読んだり、好きなテレビ番組を見てその良さを家でまとめ、みんなの前でプレゼンする」というユニークなものもあります。

この課題は実際に僕が小学4年生時の担任の先生が出したものです。素晴らしいと思いませんか?25年近く前にこんな先進的な課題をやらせてくれる先生もいたんです。この時紹介するものは、漫画でも、アニメでもなんでもありでした。今でも覚えていますが、僕はTVチャンピオンという番組が大好きだったのでそれをプレゼンした記憶があります。

 

自分の好きなものを周りの人にどうやったら理解してもらえるか、子供なりに熱く考えた記憶があります。いまだに覚えてる時点で十分いい課題だったように思います。

自分の好きなものをプレゼンで紹介するための資料集めって、全く人生の役に立たないでしょうかね?

 

宿題と一言で言っても、与え方次第でどんな子供でも夢中で取り組ませる方法はたくさんあります。そして評価方法も、答えが合っているかどうかの点数でなく、課題に対して本人がどんな取り組み方をしたかを評価するのであれば、やる気も出ると思いますけどね。

そして、多くの先生はこんなこと十分わかっています。学校の先生はバカじゃありません。ただ、それにしっかり取り組めるだけの労働時間が確保できないので仕方なくテスト制、点数制にしているだけです。あ、教師イジメの犯人とかああいうのは論外ね。あんなカスの話はしてないから。

 

厳しい労働環境の中で、受け持った生徒が将来なんとか学歴社会に適応できるよう、最低限のスタートを切れるように一応考えて出しているのが宿題なんです。

生徒のポイント稼ぎや、保護者を味方につけようと思ったら、宿題なんて出さない方が楽です。家で効率のいい勉強法をしっかり教えてテストの点数さえ取らせれば、上からも何も言われません。

それをわかってても一生懸命プライベートの時間削ってプリント作って配ってる先生もちゃんといるんです。宿題には意味があると信じてやっている方もいるので、海外の論文がどうだからとか、そんな理由で簡単に否定してはいけないと思うんですよね。

「宿題が無意味」と断言するのはちょっと乱暴だなと思いました。

あと、紋切り型の宿題を出すことって単純に点数をつけること以外に、いろんなことがわかるもんです。

たとえば夏休みの宿題とかは子供にとって悪夢のようなものですが、どういう取り組み方をしたのかをみれば各子どもの性格の傾向が分かります。

絵日記とかは毎日しっかり取り組むタイプの子と、30日くらいになってから半泣きで書きなぐった子ではクオリティにだいぶ差が出るのでとても分かりやすいですよね。(笑)

計算ドリルもそうです。ADHD傾向のある子は最初だけ綺麗な字で書きますが、飽きて先伸ばしだすと露骨に字が雑になっていきますwww あ、僕のことです(笑)

発達障害のグレーゾーンにいる兆候は、こういうところからはっきり出ます。親から見ると問題なく学校に通っているようでも、宿題の取り組み方から発達障害の傾向を早期に見出すことが可能なんです。

僕らにとっては紋切り型の宿題であっても非常に重要なものだと思うんですけどね…

聞こえのいい、偉い人が言った意見て簡単に同調できますが、本当にそれでいいのか自分で吟味してみることが重要です。

 

これからも皆さんにとって有益な情報をどんどん提供していきます。

応援よろしくお願いいたします!


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