ウメハラさんというプロゲーマー

発達障害のゲーマーがプレイしているゲーム機 トレーニング

みなさまお疲れ様です。

先週に引き続きアームレスリングの練習会、次の日は友人のイケメンS氏の家で合同トレーニングをしていました。

僕もS氏も結構な負けず嫌いなので、腕の種目だけで10種目位、時間にすると5時間くらいやってしまって帰る時腕が上がりませんでした(;´・ω・)💦 ただのオーバーワーク(笑)なのですが、一度はこういうトレーニングもいいのかなと思います。

まったく回復が追い付かず、さっきやっと起きて活動を開始したのでブログ再開いたします(;´・ω・)

 

今回は非常に勉強になる本を見つけたのでご紹介いたします。

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1日ひとつだけ、強くなる。

みなさまはこの方をご存知でしょうか? 

何度かドキュメンタリー番組で大きく取り上げられた人物ですが、梅原大吾さんという日本人初のプロゲーマーです。

彼の専門は格闘ゲームで、特にストリートファイターというシリーズでは世界最高のプレーヤーの一人です。

 

正直、10年前くらいは世の中のほとんどの人が「えぇ、たかがゲームやろ…(;´・ω・) いい大人がTVゲームで金稼ぐんかい」と思っていました。

そんな時代からひたすらゲームに没頭し続け、世界の最前線で戦い続け、ゲーマーの地位を押し上げ確立した方で、人によっては彼を「」と呼びます。僕もストリートファイターは良くやっていたので彼の対戦動画を観ていましたが、あまりのレベルの違いに冷や汗が出ました。正直、若いときは「ゲームやってお金を稼げるなら、やってみたいな」なんて思ったこともありましたが、とんでもないナメた思考だったことを思い知らされるプレイでした。

↑格闘ゲーマー界で非常に有名な「背水の逆転劇」というプレイです。白い道着のキャラクター(ケン)がウメハラさんですが、もうあと一撃で負けてしまうところから、怒涛の大逆転を見せます。このゲームをプレイしたことのない人にはわかりづらいかもしれませんが、当時は必殺技1発1発を個別にすべてはじく技術自体があまり知られておらず、ましてや世界大会の本番で、あと1撃で敗退という場面に行う驚異的な精神力。神という呼び名が大げさではないことが頷けます。

格闘ゲームは本当に突き詰めると「たかがTVゲーム」の領域をはるかに超えた、ものすごく高度な心理的駆け引きや、数フレーム(1フレーム=60分の1秒!)というほんのわずかな間に最良の選択肢を計算して行動する、まさにアスリート的な反射神経が要求されるスポーツです。

この時の女性キャラクター、春麗の出した必殺技の初撃をはじくには、発動を先に予測するか、発動してしまったらたった1フレームの間にはじく動作を入力しなければなりません。

解説するとつい熱くなってしまいますが、ウメハラさんのプレイはただ強いとか、正確なテクニックといった次元を超越した、プロとして魅せる戦いを繰り広げるので、素人でも見ていて本当に面白いです。

 

細かいプレー内容は動画サイトや本に譲るとして、今回取り上げたいのはウメハラさんの書籍「1日ひとつだけ、強くなる。」から、非常に参考になる箇所を見つけたのでシェアします。

僕の場合はアームレスリングにも応用できる内容なので、非常に重宝しています。

みなさまはなにか物事(たとえばスポーツとか)に取り組むとき、上達するために特別な工夫はしていますか?

多分、基礎練習を多めにやるとか、補強のために筋トレをやるとかみんな似たようなことはしていると思います。

その時その時で自分に足りないと思ったことを思い出してやることが多いと思いますが、1日1日の成長や気づきをきちんとメモしている人は意外と少なくないでしょうか?

素人よりは全然うまいけど、アマチュアトップクラスやプロと比べると足元にも及ばないという方は多分この地味な努力をしていない人が多いように思います。

僕の場合はまだ素人に毛が生えたレベルなので偉そうなことは言えませんが、アームレスリングに関することは、この本を読んでから毎日自分の気づきをラインのグループ(自分一人のグループラインにすることで、メモ帳代わりに使えます。)に投稿しています。

ウメハラさんは携帯のメモアプリに、その日の自己練習や対戦で得た気づきや課題を思いついた瞬間にメモしています。

大切なのは、気になることを思いついたその時にメモする習慣をつけることです。

後でまとめてメモろうとすると、そもそも何をメモする予定だったか忘れてしまったりして、本来の目的を十分に果たせなくなってしまうので、気をつけてください。

たいがい、メモを忘れて書くのを後回しにしたことこそが成長に必要なポイントだったりするので、普段からメモ帳を取り出しやすいところに入れておく習慣をつけておく方がいいでしょう。

 

また、メモする内容は慣れるまでは一日に1つまでと決めてもいいでしょう。

あまり何個も思いついただけ全部書いてしまうのはお勧めしません。

なぜかというと、ネガティブ思考の多い人や、完ぺき主義の人は「その日できなかったこと、足りなかったことリスト」だけがどんどん増えていってしまうパターンに陥りやすいからです。

それよりも、その日自分が成長できたと思えることを書いていくのがベストかと思います。また、そう書けるように普段の練習から一日一日、すごく小さいことでいいから成長を意識できるようにしたいですね。

ウメハラさんも、メモに書く日々の成長は「別に人から見て分かることである必要はない」「自分だけが分かる成長でいい」とおっしゃっています。

※似たようなことで褒め療法?というような自分でその日行ったことをポジティブに書き連ねる行為がありますが、僕個人的にはあまりやりたいと思ったことはありません。自分が何かを習得したり、上達するために特別に努力したことのフィードバックをメモするならもちろんいいのですが、日常生活で普段通りのことをしただけなのに無理に明るく書くのは、逆に鬱を誘発する気がするので僕はやっていません。

Twitterで褒め療法を実践される方をよく見かけますが、そういった方を否定するつもりは全くありませんが、実際に効果があるかどうかでいうと個人的には微妙なように思います。

 

この「1日ひとつだけ、強くなる。」という考え方は非常に参考になると思います。

多少言葉の違いはあると思いますが、イチローさんの「小さなことの積み重ねこそが、とんでもないところまでたどり着く唯一の道」という発言など、数々の名アスリートが残した言葉と共通するものがあります。

もちろん才能や環境など自分ではどうにもならない要素で道がついえることがあるかもしれませんが、地道な努力で培った成長過程はきっと他のジャンルでも活かせると思うんですよね。

僕もいろんなところで活用していきたいと思います。

これからも皆さんにとって有益な情報をどんどん提供していきます。

応援よろしくお願いいたします!


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