筋トレが疲れを誘発することもある?

疲れに悩む発達障害の男性 トレーニング

今日は筋トレのメニューの組み方について。

今回は発達障害など、精神的な問題を抱える方で、療育の一環として筋トレを取り入れている方の為の発信になります。ですのでとにかく筋肥大させたいとか、何かの競技に役立てたいという方にはあまり参考にならないかもしれません。

実は、ここ最近筋トレに対しての考え方を大きく変えました。

今まで、ほぼ毎日同じメニュー(腕立て伏せ、懸垂、腹筋ローラーをメインで、休み前にスクワット)を繰り返してきたのですが、これはあまりよろしくないのではないかと思うようになりました。

※<参考>どこからがオーバートレーニング?

よろしくないというのは、体力をつけるためのトレーニングのはずが、逆に体力を消耗し続けているということに気が付いたからです。

若いころから格闘技やスポーツをやっていたせいか、無駄に運動体力があるおかげで、つねにヘトヘトになるまで追い込まないと気が済まない性格になっていました。

もちろん、成長途中の10代や20代半ばまではそういうトレーニングもありだとは思いますが、30半ばを過ぎるとそれは完全に体力の無駄遣いになるとはっきり分かりました。

なぜ今更こんなことに気づいたかというと、仕事が忙しかったり、友人と深夜まで遊んでいたせいで全くトレーニングが出来なかった日の「翌日」が、いつも体調が良かったからです。(;^ω^)

サボってしまった罪悪感であまり深く考えていなかったのですが、何度かこういう経験をしたことで確信に至りました。

トレーニングは適切に休むこともトレーニングのうちで、たとえ自重であっても同じ部位を連続で鍛え続けるのは疲労が蓄積するだけなんですね。

今までは日によって負荷を変えることはあっても、サボるのは良くないと考えて、週に2日以上は休まない(同じ部位を鍛えるメニューを続ける)ようにしていました。

どうりで妙に体が重いわけです(;´・ω・)wwww

以前は自重なら毎日やってもいいと発言した記憶がありますが、訂正させてください。

もし毎日トレーニングするのなら、たとえ自重であっても部位をきちんと分けてローテーションすべきです。

1週間で同じ部位を鍛えたい場合は最低中2~3日は空けて行った方がいいでしょう。

特に背中や足など、大きい筋肉は追い込むと回復に時間がかかるので、かなり間を空けなければならないでしょう。

唯一の例外があるとすれば腹筋で、自重のクランチやレッグレイズくらいであれば、毎日数百回やっても翌日の眠気やだるさにはつながりにくいと思います。(もちろんアブローラーを使用したいわゆる「立ちコロ」や、ドラゴンフラッグのような超負荷種目であればまた別です。)

そして、これは個人的見解で賛否あるかもですが、立ち仕事や力仕事の人は無理に足トレをやらなくていいかもしれません。

スクワットなどの足の種目は一生懸命やった感があるし、終わった後の爽快感や疲労感が僕みたいなドМにはたまらないものがあります。

しかし、僕の仕事は接客業なので一日中立ちっぱなし、歩きっぱなしです。

つまり無理に足を鍛えたりしなくても、そもそも毎日足を酷使しているわけです。

その状態で立てなくなるほどスクワットしたら、当たり前ですが次の日だるくて仕方ありません。しかも花粉症対策でアレルギーの薬を飲んでいるわけですから、眠くてフラフラになって当然なんですよね。

アスリートやボディメイクで足を鍛えたい人以外は、あまり追い込まず10回~20回を2、3セット週2回もやれば十分かと思います。どうしても毎日やりたいなら、ゆっくりめに10回を2セット程度でもいいと思います。

たとえ休日前だからと足腰立たなくなるまで追い込んでしまうと、僕たちのような一般企業に勤める社会人はまず疲れを回復しきれません。

休み明けなのにだるさが抜けなかったり、蓄積疲労からささいなことでイライラしてしまう可能性が高くなります。

結果としてはただの普通の分割法(笑)を勧めていることになりますが、僕のようにヘンなところで真面目な人はつい分割法を無視する傾向があるので、気を付けてください。

これからも皆さんにとって有益な情報をどんどん提供していきます。

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