怒りを原動力にしてはいけない

怒る人 アスペルガー

今日は「怒り」についてと、しばらく更新頻度が低下していることについての言い訳(?)めいたことをお話していきます。

僕がこのブログを始めた原動力になったのは、正直に言えば「怒り」でした。

幼少の頃から周囲に自分の苦しみを理解されず、むしろすべてを自分の努力不足のせいにされてきたことへの、異常なほど強い怒りでした。

その強い怒りが心の中で燃え続けていたものの、それを正しい形で決着をつけようとしたらどうすればいいか考えて、ブログという形になったわけです。

今までの生活で役に立った情報や経験をシェアするという目的ももちろんあったのですが、それだけならば雑記抜きで200記事以上も書くのは難しかったでしょう。

発達障害に絞ったライフハック(科学的知見にもとづいたもののみ)であれば、30~50トピックくらいでまとまると思います。

それでもここまで続いた理由は、まぎれもなく「怒り」が原動力だったからです。

しかし、実際に自分が発信活動をしていく中で、恵まれた人間関係によって自分の中の怒りが少しずつ霧散していくのを感じていました。

以前からやっていたアームレスリング道場の友人のつながりで、毎週家に集まって遊んだり、一緒にご飯を食べたりしているうちに、

自分は少し「普通」になれているのか?

と感じる機会が増えていきました。

それと同時に、職場などでの些細なイライラはあるものの(人間ですので)、自分の腹の底にある強い憎しみみたいなものが、だんだん小さくなっているように感じました。

今までなら昼の仕事が終わったら、真っ先にPCに向かって記事作成の為にキーボードを叩きまくっていました。

しかし、最近はウーバーイーツにいったり、友人にマンガを貸したりゲームを借りたりで用事が増えて更新がおろそかになっていきました。

これは自分にとっていいことであると同時に、一つの教訓になりました。

怒りは所詮、衝動の元であり、前向きな意志と比べて長続きはしないのです。

どれほど強い怒りでも、それを解消する行動をしていればいつか弱まっていきます。

そして、弱まったエネルギーを補うためにどこかから新しい怒りを持って来ようとするのは、不幸の再生産でしかありません。

それではいつまでも怒りの材料を探してしまうので、永遠に苦しいままです。

発達障害の方に多くみられる反芻思考の正体は、単に過去への不満やストレスではなく、もしかしたら自ら過去の怒りを思い出してエネルギーを生み出すことで、なんとかやる気や体力を維持しているのかもしれません。

それではいつか疲弊してしまいますよね。

だからいつも発達障害の当事者の方はヘトヘトに疲れているのでは?と思います。

 

…とまぁ、ちょっと更新が少なくなった言い訳?みたいになってしまいましたが、別にブログを止めるわけではありません。

また有益な情報を見つけたり、自分で試していい結果が出たものはすぐにアップしますので、楽しみにしててください。

これからも皆さんにとって有益な情報をどんどん提供していきます。

応援よろしくお願いいたします!


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