【重要】反芻思考が多い人の身体的特徴

反芻思考に悩む男性 メンタルヘルス

今日は「反芻思考が多い人に共通してみられる身体的特徴」について。
先に言っときます。マジで重要です。

反芻思考とは、過去に起きた悔しかった出来ごとや、イジメられた嫌な思い出などを延々と繰り返して思い出すというものです。

人によっては20年以上前のことでも昨日のことのように鮮明に思い出しています。

反芻思考を経験していない人にとっては驚くべきことかもしれませんが、これに悩まされている人はうつ病や対人関係のトラブルに一生苦しむ可能性がある、非常に危険なものです。

今現在と全く関係ない過去のことでイライラが止まらなくなってしまい、事情を知らない周囲の人にきつく当たって険悪になってしまう。

もしくは険悪になることを恐れて自ら人を遠ざけ、孤独を選んでしまうようになります。

反芻思考を軽減する方法について、これまでも色々ご紹介してきましたが、今回は特に重要な話をします。

<参考>頭の疲れを取る方法

反芻思考をとめどなく繰り返す人には、「共通の身体的特徴」があります。心配しないでください。先天的な治せないものではありません。

先に答えを言いますと、

「平常時に舌の位置が定まっていない」
そして
「上の歯と下の歯が常に接触している、もしくは食いしばっている」
この2点です。

一つ目の「舌の位置が定まっていない」から説明します。

反芻思考がある人は思い返してほしいのですが、イライラが止まらず頭の中で怒りを爆発させているとき、舌はどうなっていますか?

ほぼ間違いなく口の中で浮いていて、独り言を言うためにプルプル震えているはずです。声に出していないのに、舌は喋っているときのように動いているでしょう?

つまり反芻思考が始まる時というのは、目の前のタスクへの集中力が途切れて、舌が本来収まる位置から離れた時なんです。

逆に言えば、舌が正しい位置に収まる努力をしていれば、かなりの高確率で反芻思考を防ぐことができるんです。

当然ながら「じゃあ正しい舌の位置ってどこなんだよ?」ってなりますよね。
答えは口蓋(口の上側のドーム)に舌の中間から舌先をぴたっとくっつけた状態です。

舌先は前歯の裏側、歯茎と歯の間位にくっつけます。

舌の中間あたりは、ドームの頂上辺りにぴったりと収めます。

間違える人が本当に多いのですが、舌先に力を入れて前歯の歯茎裏にグイグイ押し付けるのはよくありません。舌の中間あたりから、ドームにぴったりとくっついていればそれでOKです。

立った状態で試してもらうと分かりますが、これをするだけで、頭蓋骨が垂直になり、目線の位置が高くなります。そう、正しい姿勢に自然になるんです。まったくチカラ要りませんよね?

実は、良い姿勢って腹筋を固めるとか、背筋に力をいれるとかそんなものではないんですよ。

舌の位置をしっかり定めるだけで、勝手に頭が背骨の真上の一番いい位置に乗っかるんです。

この状態を平時維持するだけで、首の凝りや背中、腰のハリが大きく軽減されます。

姿勢を維持するだけで体力を温存できるので、イライラしにくくなっていきます。この習慣を何年も続けている人と、そうでない人の差は、歴然です。

歯科医の世界では正しい舌の位置はもはや「常識」の世界なのですが、一般人にはまだ浸透していません。この話を今聞いた人はマジで幸運です。すぐにでも舌癖を直すようにしてください。

そして2つ目!

ここまで読んでいただいた方、そのままの姿勢でストップしてください。

今、ほぼ全員「上の歯と下の歯が接触していませんか?」

当たり前やんと思った方、実はこれ「当たり前」ではないんです!

人は何かを食べたり、話したりしているとき以外、本来歯をかみ合わせてはいけないんです。

意外かもしれませんが、これも歯医者の世界では「歯列接触癖(TCH)」と呼ばれている立派な悪癖なんですよ。

僕たちは普段全く意識しませんが、人は集中したり、スマホを見るために下を向いたりするといつの間にか歯を強く接触させています。その圧力は数十キロともなり、歯とアゴに恐ろしい負担がかかっています。

当然アゴとつながる表情筋、首、肩の筋肉にも大きなストレスがかかるので、あっという間に疲れが蓄積してしまうんです。

ずっと休みなく使い続けた筋肉がしなやかさを失うのは誰もが知るところですよね。ずっと歯を噛みしめていると、結果的に首回りの柔軟性が失われ、悪い姿勢が固定されていってしまいます。

歯列接触癖も、起きている間は簡単に直せます。紙1枚はさむような感じで、歯をギリギリ接触させないように心がけてください。

 

舌の位置を直すのと、歯の接触を抑えるだけで、集中力が今までより明らかに長持ちします。

もし知らなかった方は今すぐ、取り組んでみてください。仕事中の反芻思考が激減するので、やらない手はありません。

これからも皆さんにとって有益な情報をどんどん提供していきます。

応援よろしくお願いいたします!


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