<第44回目>人によって正しい姿勢の「軸」は違う:4スタンス理論とは

<第44回目>人によって正しい姿勢の「軸」は違う:4スタンス理論とは

みなさまお疲れ様です。

今回は姿勢に関する情報をシェアします。

みなさんは何かスポーツをやったことがありますか?

なんでも構いません。野球、サッカー、テニス、卓球、バドミントン、格闘技・・・

一生懸命練習していても、なかなか上達しないことって誰にでも経験があると思います。コーチや先輩から「このフォームが正しいんだ、お前のフォームは間違っている!」と言われた人もたくさんいると思います。

先輩と同じようにやっているつもりなのに、同じ形を取ろうとすると力がうまく入らない。そのまま無理に力を入れたら、筋や関節を痛めてしまいそうになる。どう考えても筋力不足や経験不足によるものではなさそうなのに・・・

今も全国のいたるところでこういった悲しい光景があるでしょう。

でもよく考えてみてほしい。誰でもイメージしやすいところで、野球のイチローさんと松井秀喜さんが同じフォームではないのは素人でもわかりやすいですよね?

ボクシングでも、フロイドメイウェザーとマニー・パッキャオは全くスタイルが違いますよね?

同じ競技のトップ選手同士なのに、構えた際の重心のかけ方からすでに違います。もし正しいフォームとやらが存在するのなら、一流選手はみんな同じフォームじゃないとおかしな話になりませんか?

でもどのアスリートも素晴らしい結果を残しています。これはどういうことでしょうか?

最も妥当性のある答えは、

画一的な正しい身体操作の方法はなく、それぞれの選手が自分に合った体の使い方を見つけていたということでしょう。

逆に、早熟で若いころから天才といわれていたにも関わらず、大人になって平凡な結果に終わってしまうアスリートも多々います。

この差は何なのでしょうか? 

これは僕個人の考えなのですが、そういった方たちに共通するのは、幼いころの指導者が自分の身体操作の感覚とたまたま一致していたのではないかと思います。

そして、中学や高校卒業と同時に指導者が変わり、自分の体の感覚と合わない人の指導を受けてフォームを崩してしまうことになったのではないかと思います。

斎藤佑樹投手などはその典型のように思います。たしかにそもそものプロ意識という面で疑問点がありはしたものの、高校時点では紛れもなく天才でした。

でも、彼の場合は自分の才能がなにゆえの才能なのか、彼自身わかっていなかったのではないでしょうか? たまたま幼少の時に教わったフォームが自分に合っていただけということが身に染みて分かっていなければ、いろんな人がいろんなことを言ってくるプロ野球の世界では流されてしまうのではないでしょうか?

イチローさんは自分の正しいと信じたフォームを貫き通すために、プロになった当初からしょっちゅうコーチと揉めていたのは有名な話です。

前置きが長くなりましたが、この自分の身体感覚にたいして如何に敏感になれるかは、僕たち素人でも非常に重要なことだと思います。

今回はその自分に合った身体感覚をどうやって見つけるかについて考察した本を紹介します。

マンガでわかる「4スタンス理論」身体能力を最大限発揮するすごいカラダの使い方

はじめての4スタンス理論

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4スタンス(5ポイント)理論という比較的新しい身体操作理論です。人はみな、体の軸の取り方という面からすると大きく4つのタイプに分類されるというものです。

その軸の取り方は、体の五つの点のうち、三つ以上がそろえば安定した動きが可能ということになります。

五つの点:首の付け根、みぞおち、股関節、膝、足の裏(土踏まず)。

まず、やや前重心が好きな体(Aタイプ)なのか、後ろ重心が好きな体(Bタイプ)なのかに分類します。

このタイプ判定は比較的簡単で、その場でつま先を使って軽くジャンプするとき、いったん重心を前にずらして上がるか、その場で問題なくジャンプできるかで判断できます。

その場でジャンプできる人はAタイプ、一度重心を前に動かさないと飛べない、力が入らない人はBタイプになります。

Aタイプの方は5つのポイントのうち、「みぞおち、両膝、土踏まず」

Bタイプの方は「首の付け根、股関節、土踏まず」を線で結ぶと軸が安定します。

ここからさらにA1,A2,B1,B2と二つずつタイプが分かれます。判別方法はたくさんあってすべては書ききれませんが、例えばペットボトルを何気なく持つときなどが分かりやすいです。

1タイプ:ペットボトルを持つとき、親指と人差し指、中指の三本で握るとやりやすい

2タイプ:ペットボトルを持つとき、親指と中指、薬指の三本で握るとやりやすい

このそれぞれのタイプに合った体の動かし方をすることによって、腰痛などが格段に楽になります。

僕も幼いころから背筋を伸ばせと言われてきたのでひたすら伸び上がるようにしてきたのですが、案の定腰が痛くなってしまいました。あとから4スタンス理論を知って調べると、僕はB2のかかと重心で、体を沈ませるようにすることで力を出すタイプだということがわかり、正反対のことをしているのに気づかされました。

もちろん、この理論が絶対ではないことは前提で考えています。すべての人が4タイプに100%別れるとは思っていませんが、少なくとも今までの自分の身体感覚よりは圧倒的に楽に立てたり、歩けるので、僕には合っているのでしょう。

イチローさんのようにすべて自分で0から、体の発する声を聴きながら長い年月をかけて体を矯正していくよりは、だいぶ早く楽な姿勢を見つけることができたと思っています。

何より、自分に合わない姿勢で無意識に長い時間立ち続けたり、座り続けたりすることは脳にとって非常なストレスになっていると思うんですよ。不安定で楽ではない姿勢でいれば、意識下では何の問題もない状況でも、体の中、頭の中は悲鳴を上げているかも知れません。

4スタンス理論はかなり奥が深く、時間に余裕があればトレーナーの資格を取りたいくらい面白い方法論だと思います。否定派の方もかなり多くて物議をかもしてはいますが、僕はこの理論におおかた賛成です。自分で0から感覚を探るよりはるかに効率が良いです。

皆さんももしよければ読んで実践してみてください!

これからも皆さんにとって有益な情報をどんどん提供していきます。

応援よろしくお願いいたします!


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