学問と暗記テスト

発達障害当事者の勉強机  教育

みなさまお疲れ様です。

 

仕事とアームレスリングの練習しすぎで若干体調を崩しておりました(;´・ω・)

普段なら一日休めばすぐ回復するんですが、休みの日も知り合いの女の子に英語を教えることになったので、あまり眠れず…

 

もう良くなったのでまたブログ再開します。ブログサークルのフォロワー様にもお礼周りが行けず、申し訳ございません💦今日はすべて周ります。

 

今日のお題。

学問と暗記テストについて。

家庭教師をしたり、人に英語が多少読み書きできるところを見せたりすると、

「なんでぶさえもん君て英語の先生にならないの?」

とか、

「翻訳家とか企業翻訳みたいなのやってみたらいいじゃん!」

とよく言われていました。

 

 

バカ言っちゃいけない。プロに失礼です。

 

あくまで、僕ができるのは暗記テストの要領のいい点の取り方であって、学問の追求ではないのです。たとえば、僕は大学入試で出される文法問題は解けます。結構難しいと言われるものでも、解法を丸暗記しているので解けます。

しかし、そのテクニックをいくら磨いたところで、「英語学」として冠詞の概念を理解したり、よりネイティブにとって自然な表現を自分で考えだしたりすることは出来ません。

 

また、僕の中では効率のいい点の取り方がすべてだったので、英詩を読んで自分の思ったことを自由に論じなさいとか、その英詩を題材にした論文を批判しなさいと言われても、全くできません。

僕が学問としての英語を諦めたのは、これが理由でした。英語の勉強は好きで、得意なはずでした。しかし大学入学後にシェイクスピアの詩学の授業を聞いていても、まったく自分の意見が出てこないのです。

全くないのです。何かあるだろうと言われるのですが、全くないのです。本を一生懸命読んでも、1ミリも感じるところがないのです。

期末にレポート課題を出されるのですが、与えられた文豪の詩や本を読んでも、何も感じないのです。あまりにも書くことが思いつかず、何度も教授に相談しに行きましたが、しまいには鼻で笑われてしまいました。

君は何が面白くて勉強してきたの?早稲田の文学部に何しに来たの?」と。

 

そういうことが何度もあって、僕は気づきました。

僕は英語に興味があるのではなく、テストの点数を取って人様にマウントをとることに執着していただけで「興味疑問を持つ」という学問の入り口にすら立っていなかったのです。

 

そこから、語学の勉強に興味がなくなってしまいました。そもそも勉強って、知りたいことや学びたいことを手に入れるためのものであり、より高い点数を取って悦に入るための行為ではないんですよね。

今だからこそ分かりますが、なにかに興味を持って必死に取り組み、上達したいと望み練習することが勉強であり、そういう意味では、何も大学受験科目だけじゃなくアームレスリングも、療育も立派な勉強なんですよね。

勉強とは机に向かって、世の中の誰かが褒めてくれてるもの以外はダメなんてことありません。

 

 

このことにもっと早く気づいていれば、若いころから先入観なくいろんなことにチャレンジできたかもしれないな、とたまに後悔します。ネガティブな気分になるわけではないですが、正直ちょっと悔しいとは思います。

 

もう僕は30歳を過ぎて腱や骨格が固まってしまったので、どこまで行けるか分かりませんが、アームレスリングで全日本大会に出られるように頑張ります。今はまだ、強い人たちからしたら「舐めるな」と言われるような実力しかありませんが、僕は本気です。

懸垂も筋トレを始めた当初連続で8回が精一杯だったのが、連続で50回以上できるようになりました。仕事で着るワイシャツが、前腕に力を入れたら破れてしまいました。でも、まだまだ足りません。今の僕じゃ地方大会の1回戦でも勝てません。

だから楽しいんです。簡単じゃないからこそ自分の意思が試されているような感じがするんです。

お前本当に本気なの?と毎回もう一人の自分に聞かれているような気がします。

 

毎回ボコボコにされてほとんど誰にも勝てず家に帰ってくるたびに、アームの才能が無くて良かった、向いてなくてよかったと心から思えます。非力で全く向いてないからこそ、いつか勝てる自分を想像して練習を続けることが出来ます。

学者さんのことはそこまで詳しく分かりませんが、きっと数学者とかも、簡単に解けない難しい問題があるからこそ楽しくて続けられると思うんですよね。自分に才能があると思い込み、他人をくだらないとか思ってる人は、それがその人の限界なんです。多少人より優れていることなんて、本気で努力している人が半年くらいで追い抜ける程度のアドバンテージでしかないんです。

 

話が逸れてしまいましたが、勉強は何が対象でもいいと思います。

沢山の人に評価されるものでなければならないなんて、誰が決めたんでしょうか?

今あなたが面白い!極めたい!と思っているものを勇気を出して本気で取り組んでみてください。

僕も以前職場で腕相撲始めたと言ったら、最初は素人相手なのに僕の力が弱すぎて誰にも勝てず笑われてしまいました。それでやってるの?笑と。家に帰って悔しくて涙が止まりませんでした。

今は職場の人に本気出すと腕を折ってしまいそうなので、ニコニコしながらずっとスタートポジションでじっと耐えるようにしています。

そのうちバカにされなくなりました。もう勝てないどころか動かせないと。

真剣にやっていれば誰もあなたのことをバカにしなくなります。というか、そんな奴相手にしてる暇がなくなるし、視界に入らなくなります。

 

このブログを読んでくださっている方で、何かに本気で取り組んでいる方がいらっしゃいましたら、いろいろ教えて欲しいです。そういう方の話って他ジャンルでも聞いていてとても勉強になるので、ぜひお願いします(*´ω`*)

これからも皆さんにとって有益な情報をどんどん提供していきます。

応援よろしくお願いいたします!


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