<第7回目>サプリメントそのものの優先順位


みなさまお疲れ様です。

今日は、サプリメントについてのお話です。

発達障害の療育のために必要な三本柱のうち、サプリは三本目の「食事」のカテゴリーの中の一つです。

なぜ僕が呼吸と睡眠に劣後させて、食事を三番目に据えているかというと、食事はよほど重篤で多岐にわたる食物アレルギーがある方や、セリアック病のようなグルテン不耐症の方でない限り、

ぶっちゃけ何を食っても大して変わらないと信じているからです。

(もちろん1年毎日3食マックとか非常識なレベルの話は除きますよ?)

僕が子供のころ、うちの母親は頭の出来が悪い僕をさんざんいじめてきましたが、食事だけはきちんと栄養バランスの取れたものを提供してくれていました。

野菜もたんぱく質もしっかりとれていたはずですが、発達障害の行動、思考様式は全く改善されませんでした。

僕自身は食べ物で厳密な体調管理をするのはプロのアスリートくらいでいいと思います。カンマ数秒で勝敗が分かれるような厳しい世界なら、前日食べたものが結果に影響を与えることもあるかもしれませんから。

僕の体感としては、サプリや食事改善は体調をマイナス200くらいから、マイナス50~100くらいまで引き戻してくれるもの、という感じです。

 

何が言いたいのか先に結論から言うと、僕の見解としては、サプリは選択次第でとても大事なものも見つかるが、あくまで補助にすぎず、症状を最悪の状態から少しだけ軽減してくれる程度で、過度に神経質になりすぎて夜な夜なネットでサプリ探しの旅に出るのはお勧めできません。

だったら早く寝ましょう。

発達障害の二次障害として慢性の鬱を患っている方の中で、食事に気を使っている方は多いと思いますが、今までたくさんの食べ物をえりすぐった結果、

 

鬱治りました?全っ然治らなくないですか?

仕事の昼休みに低GI値の食品をゆっくり噛んで摂れば、たしかに眠気は多少改善されるかもしれません。

でも正直人間関係のストレスはそんなもんで解消されなくないですか?

発達障害を持って苦しんでいる方で、ある程度ネット検索を多用される方なら、まず「サプリや低GI食品を摂りましょう、」という情報をあちこちで見聞きします。

発達障害の専門チャンネルを持っているYouTuberの方でも、多くの人がそう言っています。

僕自身もその意見には「ある程度は」賛成です。

僕自身、数十種類のサプリメントや漢方などをためしてきました。

一つのサプリにしても、複数のメーカーから取り寄せて飲み比べたりして自分の体を使って散々実験しました。

その結果、確かに明らかに効果を実感できる物が少数ある一方で、殆どのものは?????な感じでほぼ何も変わりありませんでした。

まぁそんなもんです。

今回に関しては僕の使っているサプリのリンクを張るつもりはありません。

広告を張った商品を買ってもらえたら収入になりますので確かにうれしいですが、僕のスタンスはあくまでも、「サプリや食事は補助」なので、もっと伝え広めたい重要なことを伝えた後に少しずつ紹介します。

何も特別なものは摂っていませんから、吉濱先生の書籍を読んでいたただいてそれを忠実に実行してみれば十分かと思います。

たびたびしつこいようですが、ひとビン数千円のサプリをあちこちお試しジプシーするより、耳鼻科に行って慢性上咽頭炎の検査、治療を受けましょう。

この治療は(人によりますが)、体感だとマイナス200の体調不良が初めて0を超えて60、70くらいまで回復します。

そこで初めてサプリの良さがかけ合わさっていく感じです。

筋トレが楽しみになってプロテインが「自然と欲しくなっていく感覚」があるんです。「これも療育のため!」と力んで何種類ものサプリをプロテインでザラザラ流し込むような暗い気持ちにならなくなります。

Bスポット治療はほんとにおすすめです。

今回はサプリは確かにいいものですが、サプリに振り回されてはいけない、というお話でした。

これからも皆さんにとって有益な情報をどんどん提供していきます。

応援よろしくお願いいたします!


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