<第52回目>世界各地の特殊な呼吸法

ADHD

みなさまお疲れ様です。

今日は僕が今までいろいろ調べて試してみた呼吸法を紹介したいと思います。

正直に言えば呼吸法の効果は、大きなプレゼンの前や、絡まれた時、好きな女性と話すときなど、異常なほどの緊張状態にならなければはっきりと実感できません。

もしくは、一点集中で何かに没頭しなければならない時くらいでしょうか。

発達障害の反芻思考は、呼吸法で抑えることは難しいかもしれません。偏食による低血糖とか、生来の脳内物質のアンバランスには太刀打ちできないと思います。決めつけてはいけませんが、僕自身は反芻思考を消すことはできませんでした。

それを踏まえたうえで、上記のような定型発達の人でも陥る緊張状態に対処するための呼吸法をいくつか挙げます。アメリカのペンタゴンやロシアのスペツナズ、ブラジルの著名な格闘家が使っている方法などを紹介しますね。

 

①タクティカルブリージング

またの名をボックスブリージング。アメリカのペンタゴンに入省すると最初の訓練で教わるそうです。通常の呼吸の間に意図的に息を止めるステップを入れ、すべて定速で行うことで、心拍数を安定させる効果があります。

ネイビーシールズのスナイパーもこの呼吸を用いるそうです。スナイパーは非常に繊細な仕事です。人間は自分の心臓の拍動で体が微妙に揺れています。そのリズムを把握しながら長時間待機しないといけないので、意図的に心拍を安定させる技術が必要不可欠なのです。

具体的なやり方は、4秒吸って、4秒止めて、4秒吐いて、4秒止める。これを繰り返します。呼吸自体は鼻から吸って口から吐くというオーソドックスなものです。慣れるまでは秒数は短くても構いません。

自分でやってみて感じたこの呼吸法のメリットは、とにかく集中力が上がることです。特にプレゼン前や、スポーツ、筋トレの前などにはいいでしょう。一点に集中することが必要なシチュエーションに向いています。

デメリットは、運動中や、考え事をしながら動かないといけないときは呼吸のペースを保てないということです。

メンタルヘルスの観点からもし取り入れるとすれば、瞑想や寝る前のリラックスタイムに使ってみるのはいいかもしれません。

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↑解説している本と、外国の方ですが字幕付きで詳しく説明されている動画をご紹介いたします。tactical breathing で調べていただければ分かりますが、秒数は人によって言うことが違うので、あなた自身が一番快適に思えるペースでやっていただければ大丈夫です。

 

②ロシアの格闘技システマより、バーストブリージング

少し前にピーマンズスタンダードという芸人さんが、「どれだけ殴られても痛くありません」というネタでやっていましたが、実際に存在する呼吸法です。

僕はシステマのインストラクターではありませんが、大学の頃から練習会に参加したり、本部ロシアのシニアインストラクターが来日されたときはワークショップを受けたりしていて、一応やり方は直接教わりました。

ただ、システマという格闘技自体が非常に全体像を捉えるのが難しい格闘技です。マジで最低限の型すらないので、よく言えばあらゆる状況に対応できるほど柔軟ですが、悪く言えば、初心者には適当にしかみえないし、その強さは属人的なものにすぎないとの指摘が絶えません。

実際ロシアの本家のインストラクターのバックボーンは、コマンドサンボや柔道、極真空手の有段者です。また現役のスペツナズ隊員や教官も兼務していることから、システマが格闘技として強いというより、軍人だから強いだけなのでは?と正直思います。

呼吸法に関しては、その教官たちが有用だと述べているので事実だと思います。この点については批判するつもりはありません。実際何度か修羅場を救われたことがあります。

システマのバーストブリージングは、鼻から吸って口から吐くのを速いテンポで行うものです。奥が深いのでいくらでも語れてしまうのですが、とりあえず本家の動画をごらんください。

システマではこのように、怪我をしない程度の軽い打撃や平手をパートナーから受けて、あえてストレス下の状況を作りだします。その中でテンポの速い呼吸を繰り返すことで、とにかく早く冷静な状態に戻ることを目指します。

達人クラスになると呼吸の吸うタイミングが隙になるので、呼吸音を隠して全く聞こえなくします。

この呼吸法は結構使えます! 僕は飲み屋で働いていたのですが、会計トラブルでお客さんと揉めることがかなりあったので、ヒートアップしている人に立ち向かう前に必ずこれを実践していました。おかげで変なケガをしたりさせたりせず、警察のお世話には一度もなりませんでした。

この呼吸法のメリットは、何よりもシンプルで実行しやすいこと。極度の緊張下、たとえば胸倉をつかまれている最中でも、慣れれば使えるようになります。

デメリットは、正しいペースのつかみ方も、ストレスからの回復の感じ方も全部自分次第ということ。優秀な先生に適度な打撃などでストレスを与えてもらったり、トレーニングで訓練しなければ自分でも習熟度が分からないということです。

また当然ですが無敵になれるわけではありません。殴られれば痛いし、嫌なことを言われれば普通に傷つきます。万能ではないことは付け加えておきます。

習いに行けるならぜひ行ってみたほうがいいでしょう。関東なら北川先生、関西なら大西先生という、本家公認の優秀なインストラクターがいらっしゃいます。

 

③パーカッシブ・ブリージング

ヒクソン・グレイシーという、ブラジリアン柔術の大家がいます。一時期グレイシー一家で総合格闘技で最強の名を欲しいままにしていましたね。

グレイシー柔術は、ヒクソンが父親から受け継いだ柔術にヨガの要素を組み入れたものになります。ヨガの呼吸法である火の呼吸法や、腹をベコベコにへこますナウリなどはよくテレビで取り上げていました。

今回紹介するのはかなり特殊です。

この動画の4分あたりから彼が行う呼吸法がパーカッシブブレージングです。

息を吐くときハーっと一気に吐かずに、チュチュチュー!!!と勢いよく小分けにして吐きます。口を開けてゼーハーするとスタミナをより消耗しますよね?この呼吸法を使えば口をあまり開けずに空気を効率よく出し入れできます。

また、少しずつ吐くことで、一気に体が脱力してしまうのを防ぐことができます。一瞬の隙で絞め落とされてしまう柔術ならではの発想かもしれませんね。

この呼吸法は満員電車や、人込みの中など強いストレスを感じるときにこっそりやってみるといいでしょう。体の内圧を維持できるので、ふらついたりせず、姿勢を保てます。

デメリットは、どうしても音がするので、女の子と合コンするときには使えないでしょうね(笑)

 

いかがでしたでしょうか?実はまだまだあるのですが、とりあえずこのくらいで第一弾は終わります。

これからも皆さんにとって有益な情報をどんどん提供していきます。

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