<第89回目>ボーカルスクールに行ってきました!③

ボーカルスクールに置いてあるマイク 自己啓発

みなさまお疲れ様です。

今日は毎月恒例のボーカルスクールに行ってきました!

コミュ障なので発声を先生に見られるたびに大汗かいていたんですが、やっと慣れてきました(;´・ω・)笑

 

今スクールでは腹式呼吸をより細かく具体的に練習するのと、それを使ってテキストの朗読をしています。

今回シェアしようと思うのは、声が低い、通らないという方向けの発声法です。就活やバイトの面接、接客時の声出しなどにも使えますので、毎日五分くらい練習してみるといいでしょう。この発声法なら、多少声が低いままでも通りやすくなります。落ち着いているように聞こえますが、覇気がないわけでもないちょうどいい感じになると思いますよ!

 

声が低くて通らない人は、独学でやろうとするとノドを絞めて無理やり高い声を出してみたり、強く息を吸い込んで力んでしまうことが非常に多いです。

居酒屋とかファミレスで人を呼ぶときだったり、ざわついたところで人に話を何回も聞き返されると、怒ったような発声になってしまいませんか?ぼくもそうです。相手も聞き返すことが申し訳なくなってお互い気まずい思いをすることが多々あります。

こういう時、高い声を出そうとするのはたしかに間違ってはいませんが、最善ではありません。

 

それよりも、正しい腹式呼吸の仕方を学んで、声をしっかり下斜め前に押し出すようにした方がいいです!

多分ネットで腹式呼吸のやり方を検索すると、

・鼻から息を吸い込んで、お腹が膨らむようにしましょう。吐くときはお腹をへこませてください。うまくできなければ寝転がってお腹に手を当ててやってみましょう。

とかがよく載っています。確かにそうなんですが、実際の発声でそのまま運用するのはあまりよくありません。そのまま鵜呑みにして「どの体勢でもしゃべりだす前にお腹を膨らまして、話しながら息を吐いてお腹をへこますのか」というと、そういうわけでもないんです。呼吸の基本としてはもちろん大事なのですが、息を吸ったら別のことを意識します。

もう一つものすごく大切なのが、座っているときと立っているときはお腹の意識の仕方が違うということです。これは試してみると分かりますが、全然違います。その違いについてもしっかり説明していこうと思います。

発声練習をする僕

では実際にどうやって発声するかを書いていきます。(文字なのでちょっと読みにくくてスミマセン💦)

まずは座っているときの姿勢から。(こちらの方が1ステップ短いです。)

・普通に鼻から息を吸い込んでお腹を意識する。(無理に腹を膨らませなくてもいいです。また、背中を力ませないでください。)

右手を手のひらを下に向けて横隔膜の前あたりに添える。

・発声するとき、声が斜め下に飛ぶような意識を持ちます。その時、横隔膜に添えた右手を斜め下にグッと押し出します。

・何かテキストを読んでいるときは、そのテキストを声が貫通していくようなイメージでもいいでしょう。

 

これらを何も意識していないと、声がこもる人はテキストを読んでいくうちに声がどんどん体の内側に入っていって、先に進むにつれテンションが下がっているように聞こえます。動画で何回も見ないと自分ではあまり意識できないかもしれませんが、他人が聞いていると「元気ないなぁ」「声は出してるっぽいけどなんか平面的でテンション低いな」という雰囲気になります。

この発声法を使いながら適度に分節で区切って声をしっかり斜め下にグッと押し出すようにすると、勢いが維持できます。麒麟の川島さんがこの発声法が非常に上手です。声はものすごい低いですが、話している間ずっとハリを維持しているので、とても聞き取りやすいですよね。

これやってみると分かりますが、結構エネルギーを使います。しっかり集中しないとだんだん横隔膜が上がってきて、ノドが締まってしまうので右手のサポートの感覚を忘れないようにしましょう。多分みなさんが想像するよりかなり気合入れてやらないと、3文くらい読んだらいつのまにか元通りになっていると思います。

自分のエネルギーを外側に向かって解放するのは、テクニックであり天然でできるものではないので、ひたすら練習あるのみです。声優さんのように毎日何時間も練習しなくていいですが、大事な面接やプレゼンが控えてるときは何週間か前からしっかり練習しましょう。

テキストに向かって只ぶつぶつ言っても全然意味ないので、一文一文、しっかり声を下斜め前に押して出すイメージをキープしてください。

 

次に、立っているときの発声です。

・まっすぐ立ちます。立つときの姿勢の作り方については

<第41回目>ボーカルスクールに行ってきました!②

お腹のへその下あたりを引き締めます。お尻も少し引き締めて、骨盤の仙骨側がほんのちょっとだけ後傾するようにします。力んではいけないので、形がそうなったらOKです。

・その状態で息を吸います。

・あとは座っているときと同じように、右手を下斜め前にグッと押し出す動作に合わせて声を出します。

座っているときはなぜお腹を引き締める動作が要らないかというと、座っている時点で仙骨が後傾しているので、わざわざ力を入れなくても形がすでにできているからです。

声を斜め下に押し出すイメージは全く変わりません。やってみると分かると思いますが、今までの自分の声とはかなり違った声が出ると思います。この体勢だとノドが締まらないので声がそのままズドンと出ます。かなりドスが効いて迫力があるように聞こえますが、第三者からするとそれが声の低い人でも聞き取りやすく心地いいトーンなのです。

 

今回は声が低い人が低いままでも声を通すテクニックでした。これは本当に重要です。変にノドを絞めて高い声を出すのは、体力に余裕があり気分が乗っている時じゃないとできないので、できる時とできない時のムラがひどくなり、逆に情緒不安定に見えます。

声をしっかり斜め下にグッと押し出すことができれば、常に安定した音圧の低音ボイスになります。これは非常におすすめのテクニックなのでぜひ練習してみてください。

これからも皆さんにとって有益な情報をどんどん提供していきます。

応援よろしくお願いいたします!


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コメント

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