<第69回目>他人から向けられた怒りに影響されそうなときは?

<第69回目>他人から向けられた怒りに影響されそうなときは?

みなさまお疲れ様です。

誰しも日常生活を送っていれば、自分に理不尽な怒りをぶつけてくる輩が身近に発生すると思います。

仕事で無茶なクレームを入れてくるお客様や、無理な要求をしてくる上司。電車で軽く触れただけなのに「ぶつかっただろ!謝れ!」というヒステリーを起こす人。

どれだけ熱心に説明しても障害に理解のない親などなど・・・・

自分の心の平安を妨げてくる障害物はいっぱいあります。

今回はそういった自分に向けられた理不尽な怒りに対して、どのようなマインドセットをしていればいいのかを自分なりにまとめてみました。

最初にお断りしておきたいのは、僕もただの人間で、仏や神ではありませんので、すべての理不尽なクレームに対していつでも柳のようにかわしてニコニコしていられるわけではありません。

ただ、一つの緩和策として心にとどめておくことで、メンタルの延焼を防ぐことはできるかなと思います。

延焼とはすなわち、今現在とは関係のない怒りまでぶり返してしまう反芻思考のことです。

例えば、

職場で理不尽なクレームを名指しで受けたとします。上司は現場に居なかったにもかかわらず、気持ちは分かるけどあなたにも非があるかもなどと、いい加減なフォローをしたとしたら…

 

なんで真面目にやってるのに私の味方をしてくれないの!?

 

ハイハイ、どうせこの職場には私の味方なんていませんよね。この前だって・・・( `ー´)ノ

 

思い返せば私の人生で本当の味方なんていなかった、親ですら私のことを理解してくれないんだから、小学校のときなんか・・・

 

というようなことを、瞬間的にループして何回も何回も未消化の怒りが頭の中で渦を巻くようになります。

この状態になっていると、冷静な判断ができず、怒りに震えてものすごい表情になっているので、周囲の人間から情緒不安定なのかな?と距離を置かれてしまいます。

怒ること自体は誰でもありますし人間として当たり前のことですが、このような病的な怒りを爆発させまくっていると、人間関係が崩壊してしまうので絶対に避けたいですよね。

 

メンタルの延焼を防ぐには、怒りをぶつけてくる相手の感情エネルギーに同調しないことが大切です。

抽象的な言い方ですみません。ゆっくり解説します。

普通のクレーム対処のマニュアルでは、怒りをぶつけてくる相手の怒りを同じようなテンションでしっかり受け止めて、親身に対応するのがいいと書いてあります。

僕個人の意見としては、はっきり言って反対ですね。

感情のエネルギーを高めて同調したり、受け止めたり、ましてや相手に押し返したり跳ねのけようとするのは絶対に良くありません。

 

たしかにお客様のクールダウンを第一目的なら同調するのがいいかもしれませんが、そのあとの自分のメンタルの持ち直し方についてどんな本読んでも全然言及されてないのが不思議でなりません。されていたとしても深呼吸しましょう(笑)とかその程度です。

そんなの仕事なんだから我慢しろという感じなのかもしれませんが、どちらかというとクレーム処理後の自分のメンタルの防御の方がずっと重要なんじゃないかなと思います。

 

形はどうあれ、相手の怒りに同調するということは、自分の怒りをも引き出してしまいかねません。お客様の怒りは収まっても、理不尽に怒られた自分の怒りや悲しみ、言い返せなかった情けなさはどうしようもなく心に澱のように残ってしまいます。

その澱は新しい反芻思考の発火材になって、より大きな火事を引き起こす原因になるのです。

 

では、具体的にどう構えていたらいいのかというと、

 

怒りをぶつけてくる相手と自分の間に、すごく分厚いガラスの壁があるとイメージしてみてください。

あたかも、あなたは動物園に来て、吠えて威嚇してくるゴリラをガラス越しに微笑ましく見物しているかのようなイメージです。

なにも相手を見下したりする必要はありません、それでは挑発的な態度が表にでてしまうので、あくまでもガラスを通して別の世界を見学しているかのようなイメージを持ってください。

 

あぁ、この生き物はこういう生態なのかーーー、と。

 

文字に起こすとなんだか煽ってるように見えてしまいますが(笑)

こういう世界があるんだなー、くらいに自分の精神世界と切り離して考えるようにするのです。

相手に無理に同調せず、切り離してメンタルが侵食されるのを避けるのです。

これは発達障害だけでなく、HSPの方にも効果があります。

共感性が強いHSPの方は、怒りだけでなくさまざまな感情を他者からバケツでぶっかけられるように浴びています。そのたびに精神が自動的に同調して翻弄されるので、こういったイメージを持って自分を守ることは非常に大切です。

 

他者からの影響でメンタルの調子を崩すことほど損なことはありません。

これは一流のアスリートや芸能人ですら頭を悩ませることなので、いきなりできなくても仕方ありません。少しずつ練習していきましょう。

僕も偉そうに言っていますが、完ぺきには程遠いです。

ただ、手前みそですがここ最近はブログの更新もコンスタントにやれていますし、精神的に不安定と捉えられるような投稿も一切していません。訓練によってある程度情緒のコントロールは可能だと思います。

もちろん、食事面だったりほかのフィジカルなこともある程度勉強してきたからかもしれませんが・・・

その辺のことは食事に関しての記事をご参照ください。

<第48回目>反芻思考と低血糖:防ぐために必要なものはたった175円!

<第32回目>※重要:発達障害者が訴える慢性疲労の原因

 

これからも皆さんにとって有益な情報をどんどん提供していきます。

応援よろしくお願いいたします!


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