より質の高い呼吸をするには?

より質の高い呼吸をするには?

みなさまお疲れ様です。

みなさまは日中体が重かったり、今と関係ないことでものすごくイライラしてしまう、朝起きると体がしんどくて動けるようになるまで時間がかかるという方はいますか?

詳しい血液検査をしても内臓に特に疾患が見つからず、いたって健康体の場合、自律神経失調症と診断されることがあります。これは交感神経と副交感神経のバランスが上手く取れなくなることで起こります。

エネルギーを出したいときに出せず、休みたいときに上手く休めないため体力の使い方が非常に効率悪くなっているのです。疲れが蓄積しているのに日中仕事で無理に体を動かそうとするため、家に帰ると疲れて何もできない、早めに寝ても休めていないので朝がしんどい、という悪循環になっていくのです。

 

自律神経失調症の対策として調べるとほとんどのサイトが呼吸、それも腹式呼吸を勧めていますよね。

実はこの呼吸って奥が深くて、ただ単に大きく吸って長めに吐けばいいというわけではないんですよ。

このブログでも何回か取り上げている呼吸法ですが、実際にやってみて全然うまくいかねーよ!よくならねーよ!という方はいらっしゃるでしょうか?

そういう方には、呼吸をしている時ある共通点があります。

 

それは「息を吐き切る時と、吸い切る時が雑で荒い」ということです。

多分本だったり、動画だったり、いろんな情報源から呼吸をとにかく大きく深く長くという知識を得るのでしょう。すごい勢いでお腹を膨らませて息を吸ったり、お腹に強く圧をかけて息を吐く人がいます。本人は療育のためと頑張っていて、一生懸命取り組んでいるつもりです。僕も昔そうでした。

しかし、あまり急激にスウッ!!と鼻から吸ったり、フーッ!!と口から吐くのはお勧めしません。筋トレとか格闘技では全然いいのですが、これは交感神経を必要以上に刺激してしまいます。

交感神経を高めすぎるとイライラしやすくなりますし、冷静さを欠いて不必要なミスを誘発してさらにイライラする悪循環になります。それを落ち着けようとさらに強く呼吸すると・・・怒りが収まらずパニックになります。

これでは過呼吸の状態を意図的に作っているようなもので、自分で自分を苦しい状態に追い込んでいるのと一緒です。

 

では、具体的にどうしたらいいかというと、超簡単です。

苦しくならない程度に、吸い切る時と吐き切る時にゆっくり丁寧に行うことです。これだけ。

無理に呼吸の秒数を増やす必要は全くありません。たまに本とかで呼吸の秒数を指定しているもの(吸うとき4秒、吐くとき8秒とか…etc)がありますが、それはあまり良くないと思います。

呼吸の秒数は状況によって変わってきます。緊張を強いられる状況では短くなりますし、リラックスしてくれば勝手に秒数は伸びてきます。秒数ありきだとその秒数に達しなかった時に「できていない自分がいけない」と思ってしまいます。それでは余計にイライラしてしまいます。

 

呼吸の要点は、吸いきるときと吐き切るときを丁寧にやることで自然に呼吸を伸ばすことにあります。

吸い始めと吐き始めはみんな力強くやるのですが、最後まで丁寧にやらずに終わっています。そうではなく、力まない程度に細く丁寧に、状況に合わせて無理なく呼吸をしてください。

秒数を伸ばそうとしなくても、結果として呼吸がかなり伸びるのを実感できるはずです。1分間で数呼吸程度まで自然に回数が落ちてきます。

そうなると必ずリラックスを体感できると思います。

仕事中のガヤガヤした空気の中でも、頭の中が静かになるのを実感できるのではないでしょうか。

 

怒りが収まらなくなりそうなときは、呼吸の強さよりも、とにかく「呼吸の端っこ」を丁寧にやる意識を持つだけでかなり楽になりますよ!

怒りそのものの発生は人間なので無くすことはできませんが、温厚な人や、感情コントロールが上手な人をよく観察しているとこれを自然に行っているのが分かります。

ぜひ試してみてください。瞑想のときももちろん同じ要領でやってみると、今までよりはるかに集中できるのが実感できるはずです。

 

これからも皆さんにとって有益な情報をどんどん提供していきます。

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